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1級建築士の勉強計画

はい、さきほど作った当該ブログですが、

第一回目の記事は1級建築士取得に向けた勉強計画についてです。

 

1級建築士

 

なんとなくかっこいい響きですよね。

しかし、akiの会社は建築関係のお仕事なので、

1級建築士を取得している人はざらにいます。

なので、自分としてはことさら難しいものでもないのかと

思っていた時期がありました。

 

そこで先日、試しに過去問を解いてみたのですが、、、

 

「計画」、「施工」解けねぇ。。。

 

てかそもそも勉強をほとんどしてなかったので、

余裕だとは思ていませんでしたが、それにしても

「計画」と「施工」の点数がひどいものでした。

 

大学時代の勉強と普段の仕事のおかげで

「法規」と「構造」はちょっと訓練すればなんとか

なりそうな気がしてます。

(構造の知識系問題はややてこずりそうですが。。。)

 

1級建築士学科試験の試験日は例年通り7月22日だと思うので、

残り約7か月(210日)。

 

つまり、

 

仙●:まだあわてるような時間じゃない。

 

というわけです。

 

しかし、今回資格学校には通わずに合格を目指す私にとって、

残り日数がいくらあっても安心できるものでもありません。

平日はそれなりに残業もあって、勉強に充てられる時間も

限られてますし、そもそも疲れているときに勉強する気力が

出ない。

かといって土日には好きなことに時間を費やしたいし、、、

 

結論。なるべく最小限の労力で合格したい!!

 

とタイトルからここまでだいぶ引っ張ってきましたが、

私が思う「計画的な勉強計画」をつづっていこうと思います。

 

 

①スケジュールを逆算

残り期間7か月

210日

 

②おおまかな試験内容の確認

 試験科目:計画20問、環境・設備20問、法規30問、構造30問、施工25問

合格最低点:計画11点、環境・設備11点、法規16点、構造16点、施工13点 合計92点

 

合格最低点は例年から推測した予想ですが、ほぼこのとおりだと仮定しましょう。

自分は法規と構造が得点源なので、

⇒ 目標点:計画16点、環境・設備15点、法規30点、構造25、施工17点 合計102点

を目標としました。

 

③分野別の得点箇所を設定

科目詳細:

1.「計画」合計 16点/20点(目標)

<建築計画各論>計4点/5点

 住宅・集合住宅2点/2点、公共建築1点/2点、商業建築1点/1点

 

<計画一般>計10点/11点

 寸法設計等2点/2点

 高齢者等に配慮した計画1点/1点、細部計画2点/2点

 周辺環境・配置・形態等2点/2点、積算0点/1点、マネジメント他2点/3点

 

<その他>計2点/4点

 都市計画・住宅地計画2点/2点

 建築史0点/3点

 

2.「環境・設備」合計 15点/20点(目標)

環境工学9点/9点

 環境1点/1点、換気1点/1点、伝熱・結露2点/2点、日照・日陰・日射1点/1点、

 採光1点/1点、色彩1点/1点、音響2点/2点

 

<建築設備>6点/11点

 空気調和設備0点/3点、給排水衛生設備2点/2点、電気・輸送設備1点/1点、

 照明設備1点/1点、消火・防災設備2点/2点、融合0点/2点

 

3.「法規」合計 30/30点(目標)

満点とります。

 

4.「構造」合計 25点/30点(目標)

構造力学4点/4点

 計算問題は満点とります。

<構造設計>7点/7点

 計算問題は満点とります。

<一般構造>11点/16点

 地盤1点/1点、基礎構造・擁壁0点/2点、鉄骨構造3点/4点、RC造3点/4点、

 SRC造1点/1点、木質構造1点/2点、その他0点/2点

<材料>3点/3点

 木材1点/1点、コンクリート1点/1点、鋼材1点/1点

 

最後は、私にとって1番の難所

5.「施工」合計 13/25点(目標)

正直、施工はわからない部分が多すぎて、どこが得点源になるか

不明(汗)。

ひとまず、もう一度テキストを読んでから上記のような項目別得点箇所を決めたいと

思います。。。

 

④目標点に向けたスケジューリング

残り7か月ですが、7か月いっぱいで計画すると計画の修正がきかなく

なる恐れがあるため、6か月+1か月の余裕としてスケジュールを組みます。

今の得点率が目標の40%程度というのと、勉強の成果は比例関係ではなく、

後半に伸びることから、あらかじめ比例関係で設定しておけば安全だと

考えております。

<1か月毎の目標点>

6か月 100%(102点)

5か月 90% (92点)

4か月 80% (82点)

3か月 70% (72点)

2か月 60% (61点)

1か月 50% (51点)

  現在 40% (41点)

 

<模擬試験実施日>

上記の件について、各月の目標点を過去問等で模擬試験を

行うことにより、進捗を図ります。

これによって、既に目標点に達した科目の勉強時間に割く時間を

減らし、目標点まで不足している科目に時間を割り当てることができ、

効率的です。

模擬試験実施日は各月の最終週の土日に実施することとします。

 

つまり、

①1月27日~28日、②2月24~25日、③3月31日~4月1日、

④4月28日~29日、⑤5月26日~27日、⑥6月30日~7月1日

以上6回が模擬試験実施日です。

 

⑤日々の勉強について

自分の得点源を決めて勉強範囲を限定したものの、結局は勉強時間が確保できなければ

成績は伸びません。

 

また、効率的な勉強をするうえで、常に意識しておきたいのは、

勉強範囲の中で自分の理解できていない・知識不足な点を把握することです。

そういった意味で、過去の模擬試験や問題集の不正解箇所を記録しておくことが

大変重要です。

 

そこで、私は分野・項目別の不正解まとめノート(以下「直しノート」)を

付けております。

分野・項目別にしておくことで、捨て問は省き、かつ、

自分の得意分野・不得意分野が明確になります。

勿論、直しノートの本来の目的である、自分の理解していない部分を

消し去るという目的もありますが、いかんせん出題範囲が多いものですから、

この方法が有効だと思っています。

 

では結局、いつ・何をやるかですが、

使うものは市販のテキストと直しノート、必要に応じて問題集や過去問です。

 

某予備校の無料体験で聞いたのですが、最近の出題傾向をとしては、

過去問が約6割、新傾向問題が約4割となっている為、過去問だけの勉強では

まず足りないそうです。

そのため、テキストで周辺知識を付けておく必要があります。

ただし、ポイントを絞って勉強するためにはやはり過去問強しということで、

テキストを読んだら、その範囲の過去問を解き、不正解なら直しノートに記録する

という作業を延々と繰り返していきます。

 

勉強の基本は範囲の把握によるポイントの絞り込みとと繰り返しによる暗記です。

地道に続けていきます。

 

あとは、勉強の進め方ですが、全範囲を何週もするのではなく、分野・項目別に

分けてしまったほうが気が楽になります。

そのため、各週毎に1科目の特定分野を徹底的に勉強していきます。

例えば、今週は構造の地盤、基礎構造・擁壁鉄骨構造までを完璧にする

みたいな感じです。

結局1か月毎に模擬試験なので、1か月で全教科ふれないとテストする意味がありませんから、だいたい1週間に1科目というペースですね。

自分の場合は法規に自信があるため、残りの4教科を各週毎に割り当てると、

1周目 施工

2周目 環境

3周目 計画

4周目 構造

としておきます。

今週は4周目なので 構造になります。

どの項目をやるかはわりと自由ですが、中途半端な理解になっている項目を

優先的にに選んでいきます。

これには主に2つ理由があって、

とっつきやすいことと、確実に理解しなければ得点源とはみなせない

ということからです。

私は苦手なものに拒否反応を示しがちな人間なので、

苦手なものをやってもモチべが保てません。

なので、少しでも勉強への気持ちを継続させるために

ある程度理解の及んでいるものから取り掛かるほうが

いいと思っています。

また、1級建築士の試験はひっかけ問題や

応用力が求められる場合が多く、中途半端な知識では得点できません。

特に、私は捨て問を作って計画しているので、

得点源が得点できないとまず合格は不可能でしょう。

 

⑤最後に、勉強時間の確保ですが、隙間時間の活用です。

本来は、数時間集中して机に向かっているべきなのでしょうが、

貴重な休日を勉強ばかりに費やしていてはもったいない。

書を捨てよ、街へ出ようというように、

趣味や人との交流を楽しみたい。

そこで、隙間時間の活用です。

 

隙間時間活用で重要なのは、隙間時間を把握することと、

隙間時間にすぐに勉強できるツールを用意しておくことです。

 

まずは隙間時間の把握ですが、

私の場合は、朝の通勤前約30分、行きの通勤15分、昼休み30分、帰りの通勤15分といったところです。

これだけで1時間30分です。

時間で区切るのはあまり好きではないですが、建築士合格のためには平日約2時間の勉強は必要と言われております。

 

次に、隙間時間でも活用できるツールについてです。

冒頭でも挙げたとおり、使用するのはテキストと直しノートですから、

朝、通勤前30分に勉強範囲の項目部分のテキストと直しノートをスマホで撮影しておきます。また、時間が余れば、直しノートを読んでおくと良いです。

 

そして、通勤中と昼休みにスマホで撮影した内容を眺めて勉強します。

なんとなく、職場でテキスト広げて勉強するのって気が引けますよ、、、

この方法ならそんな心配はご無用です。

スマホのバッテリーにだけご注意を!

 

朝~帰りの通勤で大まかのテキストの内容を理解したら、

帰宅後に問題集や過去問で該当項目の問題を解いて力試しです。

間違いがあれば即直しノートへ記録となります。

 

一気に書ききって疲れてしましました笑 今日は以上です!